2本でご飯一杯分のカロリー『バナナ』
こんにちは!あだ名がモンチと呼ばれている院長の杉野です!
今日は大好きなバナナについて書こうと思います!
【特徴】
高血圧に効く豊富なカリウム。バナナの主成分は炭水化物で、熟すにつれて消化吸収によい糖質(ブドウ糖、果糖、ショ糖など)に変化します。エネルギー量が高く、2本食べるだけでごはん1杯分の炭水化物に匹敵します。体内で速やかにエネルギーに変換されるため、病中・病後の食事代わりにもなります。100gあたり360mgの含有量を誇るカリウムには余分なナトリウムを排出する作用があり、高血圧の予防に効果的です。β-カロテンやビタミンC・B2、マグネシウムなども豊富です。ビタミンB2はクエン酸との相乗効果で乳酸などの疲労物質を分解して疲労回復に役立ちます。スポーツ選手の補給食として重宝されているのはそのためです。さらに腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖が、整腸作用や動脈硬化、糖尿病の予防になります。ほかにも神経の伝達機能を活性化して脳の老化を防ぐメラトニン、免疫力を高めるTNF活性因子などを含んでいます。
【調理のポイント】
果肉の表面にある白いスジには強い抗酸化作用があり、皮に黒いシュガースポットが現れると抗酸化作用は最大になります。
【バナナの選び方】
形・付根がしっかりしたもの。皮に黒ずみやキズがないもの。黄色が皮全体にまわっているもの。
【特ダネ!!バナナの酸化】
バナナは皮を剥いてしばらくすると表面が黒ずんでしまいますが、食用には問題ありません。変色を防ぐには、オレンジやレモン汁をかけるとよいです。
【豆知識】
バナナには身体を冷やす効果や、豊富な食物繊維が便通を促すとともに痔の解消にも有効です。