胃腸にはキャベツ!!
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冷たい物を食べるとすぐにお腹が痛くなる院長の杉野です。
今月は胃腸の弱い自分にもオススメの「キャベツ」について書きます。
キャベツに含まれる注目成分といえば、やはりビタミンUです。
ビタミンUはキャベツから発見されたため、「キャベジン」とも呼ばれています。
胃腸の粘膜の新陳代謝を活発にし、胃潰瘍や十二指腸 潰瘍の回復を助ける働きがあります。
淡色野菜でもトップクラスのビタミンCが含まれており、生の葉を1~2枚食べるだけで、1日に必要なビタミンCの半分が摂取できるほどです。
また最近では、ガン抑制物質のアリルイソチオシアネートやインドール、発ガン性物質の活性化を抑えるペルオキシターゼなどが含まれることがわかってきました。
調理のポイントは、ビタミンU・Cは熱に弱いので生食か、スープやジュースが最適です。
キャベツの芯には葉以上にビタミンCが含まれるので、丸ごと一個を使い切るつもりで調理しましょう。
キャベツの選び方は、ずっしりと重みがあって緑が濃く、ハリとツヤがあるもの。
個人的にはトンカツの付け合わせに最高です!
キャベツには消化を促進する働きがあるので揚げ物の付け合わせとしては、非常に理にかなっています。