胃もたれを解消する「カブ」
あけましておめでとうございます!
皆さん、2019年の目標は立てましたか?
院長の杉野は、「6kgを無理なく痩せる」ことを目指して頑張っていきます!
さて、新年最初の今月は、「カブ」について書こうと思います。
【特徴】
豊富なビタミンCで美容効果のあるカブは、白い根が淡色野菜で、葉の部分は緑黄色野菜です。
カブの根にはジアスターゼというデンプン質を分解する消化酵素が含まれ、胃腸の働きを促進し、食欲増進になります。
カブは根より葉の部分に多くの栄養素が含まれています。
美肌づくりに役立つビタミンC、β–カロテン、ビタミンB2、カルシウム、鉄など栄養満点です。
特にカルシウムは100gあたりの含有量が、ほうれん草の5倍、β-カロテンはブロッコリーの3倍です。
これらの栄養素は骨粗しょう症や風邪などのウイルスに対する免疫力を高めてくれます。
また、食物繊維を含むので便秘改善効果も期待できます。
根と葉の両方に含まれている辛み成分のイソチオシアネートは、発ガンを抑制する作用があるとされます。
さらにカブには、「造血のビタミン」と呼ばれる葉酸を含まれており、貧血を予防する効果もあります。
【調理のポイント】
栄養満点の葉には根の4倍以上のビタミンCが含まれ、カルシウムやβ–カロテン、ビタミンB2も豊富です。
油炒めにするなどして有効に使いましょう。
葉に含まれるビタミンCは加熱すると効果が失われますが、生ではアクが強くて食べられません。
サッと茹でていただきましょう。
【特ダネ!】
カブの根は生食がおすすめです。
根に含まれる消化酵素は加熱すると分解されてしまいます。
また、煮崩れしやすいので、生食や浅漬けで食べましょう。