女性に嬉しい魚、「カツオ」
こんにちは!院長の杉野です!
私はだんだん日焼けが楽しみな毎日になってきました。
今回はカツオについてのお話です。
カツオには現代人に必要な栄養素が詰まっています!
カツオには、初夏に出荷される「初ガツオ」、秋に出回る「戻りガツオ」の2回の旬があります。
どちらもタンパク質やミネラルなどはほぼ同じですが、エネルギー、脂質、ビタミンAなどは、戻りガツオのほうが多いです。
カツオの栄養価はレバーに匹敵するほどで、ビタミンA、B群、D、鉄、カルシウムなどが豊富で、特筆すべきはビタミンDが、100gで1日の目標摂取量を補給できます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促し、骨粗鬆症の予防にもなり、血合いに含まれる鉄は貧血予防として女性に嬉しい食材です。
さらにカツオは豊富なタンパク質で、食物から摂取できる必須アミノ酸の成績表であるアミノ酸スコアが、卵と並ぶパーフェクトの100を誇ります。
また、動脈硬化や高血圧を防ぐ作用のあるEPA、脳細胞の活性化やコレステロール値の低下に役立つDHAなど、生活習慣病の予防にもうってつけです。
【調理のポイント】
カツオの皮の下には血液をサラサラにするEPAが多く含まれおり、直火でさっと炙れば皮ごといただけます。
カツオの選び方:
一尾魚は、エラの一つひとつが朱色でヌメリのないもの。身がまるまるしているもの。背の青色が鮮やかなもの。切り身は、赤身があるもの。血合いの色が鮮やかなもの。
【カツオ節の活用方法】
カツオ節は、製造過程でタンパク質がアミノ酸に分解され、うま味成分のイノシン酸が増加します。昆布と一緒に出汁をとると、昆布のグルタミン酸との相乗作用でさらにおいしくなります。